愛犬の去勢手術の注意点:

悩んでいる飼主

 

愛犬が病院で去勢手術を勧められ、どうしようか悩んでおられますか?

 

愛犬が前立腺肥大や前立腺炎等と診断され、去勢手術を勧められたが、
どうしようか悩んでいる、とお聞きすることが少なくありません。

 

特に詳しい説明もなく去勢手術を勧める獣医さんもいらっしゃるようなので、
判断しかねておられる飼主様も多いようです。

 

去勢手術を受ける前に知っておくべきポイントを説明致します。

 

 

去勢手術をする前に知っておきたい事:

パソコンで情報を調べる女性

 

1−1去勢手術に特に注意が必要な犬種:

■まず知っておきたいことは、去勢手術に特に注意が必要な犬種がある
ということです。

 

主に短頭種犬が注意が必要と言われています。

 

短頭種犬: 

 

ブルドッグ、

 

フレンチブルドッグ、

 

パグ、

 

シーズー、

 

ペキニーズ 等。

 

ポイントのマーク 短頭種犬に注意が必要な理由:

 

去勢手術をする際は通常全身麻酔をしますが、短頭種犬は他の犬種に比べて
元々呼吸器系に問題が起こりやすく、全身麻酔中に呼吸困難になりやすいので注意が必要です。

 

1−2この様な病気を持っているワンちゃんは注意が必要:

注意のサイン

 

以下の病気を持っているワンちゃんは、全身麻酔手術の際に注意が必要と
言われています。

 

肝臓、腎臓に持病があるワンちゃん:

 

麻酔の代謝は肝臓、腎臓等で行われますので、これらの臓器が悪いと麻酔から覚めなかったり、肝障害が悪化したり腎不全を起す可能性があります。

 

心臓に持病があるワンちゃん:

 

麻酔による心拍出量の減少や心拍数の低下、血圧の低下が起こる可能性があります。

 

呼吸器に持病があるワンちゃん:

 

麻酔による呼吸数の減少が起こる可能性があります。

 

癲癇(てんかん)の症状があるワンちゃん

 

てんかんの症状があるワンちゃんの場合、全身麻酔で発作が激しくなる場合があります。

 

その他注意が必要なワンちゃん

 

以上の他に、若齢ワンちゃんや老ワンちゃんの場合は麻酔に関係する臓器の
働きに問題がある場合が多いので注意が必要と言われています。

 

リスク対策:

説明する医者

 

■もし手術をする事になったら、手術前にレントゲン検査で心臓や肺の状況を確認したり、血液検査で肝臓や腎臓などが悪くなっていないかを予め
確認し、事前にリスクを下げるための準備をすることが重要です。

 

また、手術中、手術後もしっかりケアの体制が整っているかも確認しておきましょう。

 

去勢手術をすれば、前立腺肥大や尿漏れ等の症状が完治するとは限らない:

驚く女性

 

■意外に思われるかもしれませんが、去勢手術をしたにも拘らず、前立腺肥大が再発したり、尿漏れが続いたりする場合もあるようです。

 

ワンちゃんの症状改善に、なぜ去勢手術が必要なのか、他に何か方法はないのか、獣医さんと納得がいくまで話し合われることをお薦めします。

 

もし納得がいく説明がない場合は、病院を変えてセカンドオピニオンを訊いてみるのも一案でしょう。

 

最後に:

診察する獣医と飼主

 

■前立腺肥大や前立腺炎、尿漏れ等で苦しんでいるワンちゃんを見るのは辛い
事ですが、去勢手術だけが唯一の解決方法とは限りませんので、
出来るだけ飼主様ご自身でも情報を集められた上で獣医さんの意見も聞き、
十分に納得されたうえで判断されることをお薦めします。

 

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